令和7年6月26日、静岡県広域スポーツセンターで行われた、静岡県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会令和7年度総会および静岡県広域スポーツセンター事業説明会に、共同代表のハル・ケンフィーが出席しました。
昨年度も出席させていただきまして、その時の活動報告はこちらになります。
静岡県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会で盛り上がった2つの議題
今回大きな議論があり盛り上がった、「日本スポーツ協会 登録認証制度」と「部活動の地域展開」の2つの議題について紹介します。
日本スポーツ協会 登録認証制度
まず登録認証制度については、これまでの登録制度に加え、認証制度の導入が始まることが報告されました。これについては、活動助成などの明確なメリットが正式に示された年額5,000円の登録制度と異なり、認証制度では審査料33,000円+認証登録料11,000円の費用に見合う明確なメリットが提示されていない点が課題として挙げられていました。
部活動の地域展開に対する課題
続いて、部活動の地域展開に関する議論では、全国的に対応が分かれており、現時点で従来通り部活動の継続を選択する自治体もあるとの報告がありました。
本来は教職員の働き方改革を背景に始まったこの動きですが、現場では「地域が担うには難しい」とする声も少なくなく、実行段階での課題が浮き彫りになっているとのことでした。
今後の連携・ビジョン
私たち「みんなのASOBI」としては、部活動とは別の新たな選択肢を地域の中で提案し、実践している立場から、今後の動向をしっかりと見守りつつ、地域の中で私たちが果たすべき役割を一つひとつ丁寧に担っていきたいと考えています。
(右から順に、静岡県スポーツ協会 福永さん・惣崎さん・山梨さん)
また総会終了後には、静岡県広域スポーツセンター様/静岡県スポーツ協会様と打ち合わせの時間をいただき、今後の連携について意見交換を行いました。
今後も地域内外の関係者と協力しながら、より良いスポーツ環境の実現に向けて取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。