判断・パス・シュート!ステップアップ式で楽しむ「初心者向け!フットサル〈2025年10月度〉」を実施しました


「経験の有無に関係なくみんなでスポーツを楽しみたい」

そんな思いから続けている、恒例の初心者向けフットサル。今回の講師は、元・藤枝市地域おこし協力隊のユッカさん。国内外に問わず選手経験も豊富で、地域で「生涯スポーツとしてのサッカー普及」を軸にスポーツ振興に取り組まれています。

頭と体を同時に使いながら、初心者でも楽しめるメニューが盛りだくさんの夜になりました。

この活動報告では、その一部始終を臨場感たっぷりにご紹介しますね。

 

(イベントの様子:ダイジェスト動画)

 

 

まずはウォーミングアップからスタート!

会場に集まったのは子どもから大人まで幅広い世代

ウォーミングアップでは、ジョギングにストレッチを混ぜて、体をほぐしました。寒くなってきた季節だからこそ、しっかり体を温めながらほぐすのは大事ですね!

判断力トレーニング──「頭!お腹!背中!肩!ボール!」

ウォーミングアップの後は、判断力トレーニングを実施。

講師の掛け声に合わせて、相手と向き合った状態で言われた部分をタッチします。そして、最後に「ボール!」と聞こえた瞬間、真ん中に置かれたボールをいち早く取った方が勝ち!

ルールはシンプルですが、やってみるとこれがかなり熱い。

 

 

一瞬の判断と反応がすべてを決めるこのゲーム。

目の前の相手をじっと見つめ、「今度こそ負けないぞ」と集中する表情。
「ボール!」の掛け声が響き渡ると、全員が同時に動いて大混戦。ボールを掴んだ瞬間のガッツポーズ、惜しくも届かず床に手をついた人の悔しそうな顔は、どの表情も真剣そのもの。

ただの反射ゲームに見えて、実は「声を聞いて判断し、最短の動きを選ぶ」というフットサルで必要な“判断の速さ”が、楽しく身につくメニューでした。

パス練習――動きながらつなぐ、コミュニケーション

次は基礎練習のひとつ、パス練習。
ただ立ち止まって蹴るのではなく、コート全体を自由に動きながら、相手を見つけてパスを出していく形式です。

 

 

単純な練習のようでいて、実は周りを見る力と連携の意識を育てる練習にもなっています。
子どもも大人も自然と声をかけ合い、笑いながら動き回る光景が印象的でした。

シュート練習――“判断してから撃つ”のがコツ!

続いてはシュート練習。
相手からパスをもらうパターンに加えて、後ろの人が左右どちらかにボールを転がしてくれる状況も設定。受け手はどちらから来るかを瞬時に判断し、素早くシュートを打ちます。

 

 

まっすぐ、勢いよくゴールに突き刺さる瞬間は、気持ちの良いものがありました。

この練習のポイントは、ただ蹴るのではなく、判断してから蹴ること。相手の動き、ボールの転がる方向、ゴールとの距離――そのすべてを一瞬で判断して動く感覚は、まさに実戦そのものですね。

 

2種類のミニゲームで締めくくり

まずは講師から指定された人数がフィールドに出て、敵・味方ともに同じゴールにボールをシュートした方が勝ちというルール。シュート直前でボールに触れていたチームが勝つというルールで、最後まで諦めずにボールを追いかけるという練習にもなりました。

その後、全員で2チームに分かれてのフルコートでのミニゲーム。

 

 

「ボール!」の反応トレーニングで鍛えた判断力、パス練習で身につけたコミュニケーション、そしてシュート練習の集中力――それぞれが組み合わさって、見ごたえのある攻防になりました。

点が決まるたびにハイタッチや拍手が起こり、チームメイト同士が笑顔で称え合う姿が印象的</span<でした。最後は全員で円になり、「楽しかったー!」の声で締めくくり。

 

 

次回のフットサルは、11月7日(金)19時〜【焼津体育館】にて開催します

 

「運動が苦手だから」「フットサルは初めてだから」といった不安を抱えて来ても大丈夫。この場所では、上手下手よりも「楽しむこと」が一番大切

次回も、ぜひフットサルの楽しさを一緒に味わいましょう!